もう年末ですね。オミクロン株による感染拡大が懸念されますが、年末年始は、皆さまいかがお過ごしですか。
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○都議選2021の総括
今年は何をおいても、2期目の当選をさせていただいたことが最大の出来事です。支援してくださった皆さまには心から感謝を申し上げます。
そして、当然ながらいただいた信託に応えるべく都議としての仕事を全うしていきたいと考えております。引き続き、ご指導お願いいたします。
○議員や政治家の役割について
さて、「都議としての仕事」とはそもそも何でしょうか?
議会や委員会に出席することでしょうか。確かにこれは、最低限の役割です。
さらに、出席する、ただ座っているだけでは意味がないので、「質問」「提案」することで行政を動かすことが本来の役割です。個人が質問するだけではなく、会派(例:都民ファーストの会)として行政に働きかけることで、より困難なテーマも動かしていくことができるようになります。
例えば、『赤ちゃんファースト(出産家庭への10万円相当クーポン支給)』事業は個人でどうにかできるものではないですが、会派として強く要望したことで実現しました。
話を戻すと、「都議としての仕事」は都議会の場だけではございません。選挙で選んでいただいた都民、区民のために、東京都としてどうすべきか、課題を発見して、解決策を見つけ、政策をつくり推進していく、という作業が本来の仕事ではないかと私は考えています。
私はそのために、地域の皆さまとの交流、お付き合いをしています。
○個人の力では岩は動かせないけれど
今の日本の政治の問題は、一言で言えば浄化作用が働かない構造に陥っていることではないでしょうか。政治家(国会議員、地方議員)の多くは、精一杯頑張っていると思います。しかし、一部の権力者またはその政党が、長年その地位に居続けることで(対抗勢力が弱すぎることで)、保身に走ってしまうことは世の常であります。
2017年の小池旋風、希望の塾から、今まで政治家や議員出身ではなかった人材の多くが都議として当選し、都民ファーストの会が都議選で第一党となりました。これは歴史的な出来事だそうです。
今年の2021年の都議選では、都民ファーストの会は議席が半減以下という見方が有力でしたが、結果31名が当選し、第二党とはいえ、自公の過半数を阻止するに十分な議席を残すことができました。
政党の歴史をみると、一世を風靡した新党でもいつかは無くなっています。(日本新党など)一方で、維新のように10年程度で一定の勢力に成長するケースもあります。
都民ファーストがどうなっていくのか、それは私たち次第でありますが、相当の気概を持って取り組まなければ存続は難しいでしょう。
私自身の思いとしては、M&Aをしようとも、党名が変わろうとも、「自民党の一強体制にくさびを打てる存在となる、二大政党を志向する」というスピリットで、頑張っていきたいと考えております。
次のステップとしては、国政との連携により組織力や人材をレベルアップすること、自治体各地に有志を増やすための2023年統一地方選挙での議席を獲得することが大きな課題です。2022年は参議院や首長選挙、2023年は統一地方選(区議、市議選挙)が予定されています。
そこで、志を同じくする仲間を増やすことが、必要です。
自分自身の議員としての生き残りだけであれば、そんなたいそうなことを考える必要はないのですが、一人の議員ができることは限られていますので、大きな束となって社会によい影響を与える仕事を目指して頑張ってまいります。
○政治家は職業としてありなのか
政治家というのは決して憧れの職業ではありませんよね。政治家のイメージの悪さ、まともな仕事ぶりは取り上げられず、スキャンダルや失態だけを大きく報じられることで、実態とは違うイメージが形成されている点は否めません。実態以上にイメージが悪い(偏見を持たれる立場)であることは残念です。
自分自身がその一員になるまではわかりませんでしたが、実際は、大半の議員は真面目に世の中をよくしようと志を持って、精一杯取り組んでいます。(しかし、1〜2割はやめてもらったた方がよいのでは、と感じる人もいます)
さて、都民ファーストの会では、同志を集めるため「ファースト政経塾」を来年1月末から始めます。
気軽な気持ちでお勉強してみよう、という方のご参加も歓迎です。
一方で、ご自身も議員を目指す、職業の選択肢として考えみようか、という方にもぜひ参加していただきたいところです。
「政治家は職業としてありなのか」自分自身のこと、として考えてみてください。
飛び込んでみないとわからないことが多い世界ですが、それではあまりにもリスクが大きすぎますよね。
「いくらやりがいがあっても、生活に支障があるのは困る」と考えるのは当然です。
金銭面、精神面、時間のやりくり、未知の世界だと思います。
一般に言われるような、「議員は高給だから、左うちわだ!」というのは違います。人それぞれです。
長年議員を続けて、その権力にあぐらをかき、仕事はしないが資金集めが上手い、という状態の議員であれば、それは当てはまるのでしょう。
また、「家族を犠牲にして、プライベートも全くない、ブラックな働き方をしなければいけない」というのも違うと思います。
未就学児を二人を育児しながら議員をしている女性も何人もいますので、要領よく仕事ができることも大事です。
議員も労働集約から成果重視の働き方にシフトする時代だと思います。
残念ながら、小学生の人気職業ランキングで、政治家は底辺の職業のようです。うちの娘も「ゼッタイに嫌!」と言っています。苦笑
今は時代の変革期です。世界では女性首相も生まれてきています。「政治家」のイメージを悪くしている要素は、人材が変わることで、徐々になくなっていくのではないでしょうか。その一翼を担れば幸いです。
少しでも「政治家という職業」を自分のこととして興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。良いこと、大変なこと、包み隠さずにお伝えしていきます。無理にオススメすることは絶対にありませんので、ご安心ください。
まずは、LINE か メール(info@a-kayo.com)でご連絡をお待ちしています。