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○地域包括ケアシステムにおける地方自治体・議会の役割と 看護職への期待
都議会議員の茜ヶ久保嘉代子です。
高齢者が地域で尊厳のある最期を迎えられる社会にしていくという「地域包括ケアシステム」の推進は私の2期目の重点政策の一つです。
ご縁があり、慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 「老年サポートシステム・制度論」 の講義の一部を講師として担当させていただくことになりました。
受講生の方は看護師の資格をお持ちで、修士課程1年生の方でした。
講義の骨子はこちら⏬
地方自治体/議会について
- 地方公共団体についての概要
- 地方議会の役割
- 予算、政策の要望方法について
地域包括ケアについて(東京都高齢者保健福祉計画より)
- 介護予防 ・ フレイル予防と社会参加の推進
- 高齢者の住まいの確保と福祉のまちづくりの推進
- 地域生活を支える取組の推進
- 在宅療養の推進
- 認知症施策の総合的な推進
○振り返り
プロの医療従事者へ講義をさせていただくということで、大変緊張しましたが、担当教授の深堀先生のおかげで、無事進めることができました。この場を借りて、御礼申し上げます。
私からは、地方自治体や議会の仕組み、高齢者や地域包括ケアシステムに関する都の課題と施策についてご紹介し、受講生の方からは看護師としてのご意見、離職されて復職したご経験を持つ方からは、どうすれば復職しやすいかなど、忌憚なきご意見を伺う機会にもなり、大変有意義でした。
また次年度も継続して講師を勤めさせていただくこととなり、大変ありがたく思います。
より良い講義にしていけるよう、地方議員だからこその内容をブラッシュアップしてお伝えしていければと存じます。
○慶應義塾大学大学院講座のご紹介
健康マネジメント研究科
看護学専攻