参議院議員選挙2025投票日まで【あと4日】誰に託すか、最後まで迷って投じた一票。

今週末はいよいよ参議院議員選挙の投票日。
私はその日に冠婚葬祭と重なったので、期日前投票を済ませてきました。
今回、特別に「推し」といえる候補者がいたわけではありません。だからこそ、投票先はとても悩みました。迷った末に、私はこう考えて選びました。
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まずは「消去法」で絞り込み
今回は最初からの「推し」がいませんでしたので、冷静に「消去法」で候補者を絞っていきました。
まず、自民・公明には入れませんでした。政治家を8年やってきたので、様々な政党の議員とお付き合いもありますし、自民公明の議員は確かに優秀な方が圧倒的に多いのも事実です。個人個人は素晴らしい候補者であると考えます。しかし、この30年間、日本経済が停滞し、少子化も深刻化するなかで、自公が政権を担ってきたという責任はやはり大きいと思います。失われた30年をこれ以上延ばすわけにはいかない。私はそう考えました。
次に、立憲民主党・共産党・れいわ新選組も選びませんでした。掲げている理念には共感できる部分もありますが、エネルギー政策や国防政策をはじめとした根幹の方針において、現実性や実行力に疑問を感じています。理想だけでは社会は動かない。都政の現場で改革を進めてきた者として、どうしてもその部分は見過ごせませんでした。
また、よく知らない政党、よく知らない候補者は、当然ですが票を託す選択肢には入りません。
東京都選挙区は「党より人物」で判断しました。
当初は国民民主党の候補者にしようかと考えていました。でも最終的にはやめました。政党のカラーよりも、今回は「参議院議員として最も機能する人」を基準にしようと決めたからです。
判断軸としたのは、能力・経験値・即戦力度。そうした観点から絞り込んだのが、山尾しおりさんとおときた駿さんのお二人でした。
どちらも評価していましたし、投票用紙に書く直前まで迷いました。二人とも様々な逆風のなかでも、信念を曲げずに筋を通してきた姿に、気概を感じました。「この人には、もっと頑張ってほしい」──そう思えました。
最終的にどっちに投票したかは秘密にしておきます。。。

全国比例は、方向性が近い国民民主党へ。
比例区では、国民民主党を選びました。
都民ファーストの会とは政策の方向性も近く、過去の連携もあることから、国政レベルでの協調にも期待を込めての選択です。
地方議員と国会議員に求めるものは、違っていい。
誰に何を求めるかは、人それぞれですよね。参考までに、私は次のように考えています。
地方議員、特に自治体レベルの議員には、住民に近い目線で、常識と良識を持ち、地域の課題を現実的に解決できる人を望みます。政策も生活に直結するからこそ、「この人に任せたい」と思えることが大切です。
一方で、国会議員には、経験と能力、そして「この国をどうしたいか」という強いパッションを求めます。むしろ、プライベートや性格的なクセは二の次。それよりも、国家の舵取りを任せられるか。その一点で判断したい。
選挙は、私たちが「行動で意思を示せる」数少ない機会です。
誰に投票するか、最後まで悩んで良いと思います。その過程が、政治を自分ごとと捉え、この国をよくしていくことにつながるからです。
一票の力を信じて。あなたの判断が、未来を少しずつ動かしていきます。

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