杉並区担当、都議会議員の あかねがくぼ かよ子 です。
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投票率は4割程度。つまり6割は無関心。
選挙に行っても意味がない、興味がない、という人は、「どうせ自分が一票を投票しても、何も結果は変わらない。」と考えているのではないかと思います。
確かに、一票の差で当落が変わることはそう多くはありません。
やる気と能力のある人が議員になったとしても、その一人の力だけでは、政治全体が大きく変わることは期待できないかもしれません。
政治と無関係に生活できる人は誰一人いません。
しかし、一人一人が、まあ、「誰が政治をやっても関係ない、どうでもいい、自分には関係ない」というスタンスだと、どうなっていくのでしょうか。
4割程度の投票率では、一部の人や一部の団体、既存政党の関係者の要望が反映されるだけです。従来の政治に疑問を感じていても、6割の人が行動を起こさない限り、残念ながら政治を変えていくことはできません。投票に行かない6割の人の考え、価値観は尊重されません。権利を放棄してしまっているので、当然と言えば当然なのです。
若者の投票率が低いとどうなるのか
まず、高齢者に指示される候補者が当選します
(選挙に勝って議員になる)
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当選した議員は、自分を支持してくれた高齢者の要望を重視します。
つまり若者の声は政治に反映されません。
↓
こうして、シルバー民主主義が成立しているのです。
事実、20代の投票率20%、70代の投票率70%とも言われています。これでは、シルバー民主主義になっても文句は言えません。
もっと若者の声を政治に反映すべき、と思うなら(私自身はそう思います)、せめて投票には行ってください。投票しない人の意見が政治に届くことはありません!
無党派層(特定の支持政党なし)が投票しないとどうなるのか
仮に無党派層は投票に行かず「自民・公明・共産」の党員だけが投票したら
→既存政党の候補者だけが当選し議席の大半を占める
→全体感を持たず自身の党員の要望だけを実現
(無党派層の声は政治に反映されない)
つまり大多数を占める有権者(無党派層)の声は政治に反映されず、
世間の感覚とズレた政策、予算配分になっていきます。
今の政治の中身をよくよく見ていくと、なんでこんな事業に多額の予算がついているの?なぜ、必要なことに予算がついてないの?と思うことがあるはずです。
その理由は、こういうカラクリなのです。政治の真実を学校では習いませんでしたよね。このように、決して綺麗事ではない世界ですので、その実態を理解して、それぞれが自分ご意思を持って、行動していただきたいと思います。
一票の重みの積み上げが民主主義です。全員が参加してこそ、健全になると思います。
18歳以上の有権者全員が政治の当事者となるよう、尽力したいと思います。