東京都の業界団体、市民団体などからの団体要望ヒアリングを終了しました。

業界や団体の方々が抱いている課題、困りごと、要望を把握

臨時議会後、8月25日から昨日9月8日まで土日除いてほぼ終日のスケジュールでした。それでも1団体30分程度という非常に短時間のやりとりです。

全ての団体からの全ての要望を全て実現というのはあり得ませんし、それが良いわけではないですが、それぞれの業界や団体の方々が抱いている課題、困りごと、要望について把握することは重要です。

しかし、毎年のように議会でロビーング活動をされる団体ばかりではありません。有限な予算、政策実現も優先順位づけも必要でしょう。

政治家と業界団体の結びつきへの疑問と必要性

従来の政治家と業界団体の結びつきの中には、不適切なもの例えば、硬直化していて業界の発展を妨げているもの、権力と繋がりすぎているもの、存在しています。

私は議員になった初年度は、こういう活動はそもそも正しいのか?と疑問に思ったのですが、今では、必要なことだと整理しています。

世の中に求められている政策を実現する、政治や行政をアップデートしていく、そのためには、民意(個人や団体)の反映があってこそです。その一つの手段ではあります。

自分たちの要望を実現するのに必要な姿勢

都議会で言えば、議会の構図を決めるのは選挙ですから、政策を実現してくれそうな議員が当選しなければ、当然ながら政策は進まないわけです。

そういう意味で、「選挙には関わりたくないが、政策や要望は実現してくれ」という姿勢も矛盾しており、間違いであることがわかります。

(こういう方、意外に多いので、とても残念です。。しかし、世の中の仕組みを理解すれば、それは間違っていると気づいていただけるのではと思います。。。)

新たな団体が参加。タッグを組んで行政を動かしましょう!

近年の団体からのご要望は、いままでになかった新たな団体(飲食、アート、女性や若者など)が加わっていただいたことは、とても良いことだと思っています。

どこかに偏ることなく、民意を反映させられるよう、取り組んでまいります。

理不尽な状況におかれている方、都の施策の範囲で改善できること、多くの方が困っていることなど、都民の皆様と我々のような議員がタックを組んでいくことで、行政を動かすことができますので、協力して頑張っていきましょう!