期日前投票に行ってまいりました。
今回の選挙は3種類の投票があります。
目次(クリックで各項目へジャンプします)
1衆議院議員(小選挙区)
これはお馴染みの自分の住民票のある選挙区(例:杉並区は8区)において、衆議院議員を候補者から一人選んで名前を書いてください。
それにしても、誰に入れて良いか難しい東京8区です。
自民の一強体制はよくない
とはいえ
共産と連携した立民もいかがなものか
杉並区民は究極の選択を迫られ、白票を投じたい人が多いのではと
想像しますが、それもいけません。
悩んだ挙句、私は党というより、人格重視で
野党の女性候補に1票を投じさせていただきました。
皆様はどうされますでしょうか〜?
二大政党の一端を担える、国政政党を共に育ててまいりましょう。
2衆議院議員(比例区)
小選挙区では各選挙区でトップの1名だけ当選する仕組みですが、比例代表ではブロックごとに敗者復活ができる仕組みです。東京ブロックの場合は17名が小選挙区で敗れても復活できるということになります。
比例代表では個人ではなく政党に投票することになります。
例えば、杉並区の場合、
小選挙区では候補者が3名なので3択ですが、
比例では12の政党から1つの政党を選択することができます。
より多くの比例票を集めた政党が、多くの衆議院を比例代表として輩出できるという仕組みです。
比例は復活の選挙とも言われるので、必要ない、という考え方もありますが、今の小選挙区だけにしてしまうと、自民党が圧倒的に議席を取ってしまうことになりますので、必ずしも比例が不要とは言えないと考えます。
小選挙区に候補者を出すというのは、政党として人モノ金を揃える必要がありますので、古くから存在する政党が圧倒的に有利です。(新しい勢力は参入しずらくなっています)
ですので、比例代表があることで、少しでも議席を取って、徐々に党勢拡大を図るという道が必要だと思います。
ということで、私は「国民民主党」に投票しました。
なんと略称は立憲民主党と同じ「民主党」だそうです。これでは按分されてしまうので、略称を使わず、正式な党名を記載するようにしましょう!
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA242OV0U1A021C2000000/
3国民審査(最高裁裁判官の罷免)
最後に国民審査です。国民審査というのは、最高裁判所の裁判官を問題ないかチェックする制度です。フェアな審判を下せる裁判官でないと、困りますよね。
しかし、これは過去に一度も国民審査により罷免された裁判官はいません。(半分の人が×をつけないと辞めさせることになりません)現実的には罷免されることがないので、形骸化した制度とも言われています。
ただ、よい機会なのでどんな審判を下してきたのか、NHKがまとめてくれていますのでこちらを参考にして、辞めさせたいかどうか判断するのもよいと思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/2021/index.html
私は「選択的夫婦別姓」に対する判断を参考にしました。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/2021/trial-dai20210623.html
とはいえ、本来は民法改正の議論が必要なことでありますので、裁判官の判断以前の問題ではあります。
30代以下のこれから結婚する世代の方に対する調査では、圧倒的に選択的夫婦別姓が希望されているとのこと。その割に20代の支持政党が自民党が多いのは非常に矛盾していますが。
20代の皆さん、選択的夫婦別姓の議論を避けているのは政府自民党ですので、その点はご理解くださいね。
私は結婚当初は別に姓が変わってもいいやと思っていましたが、40代になって、この制度は本当に不便だし姓を変えることが多い女性側が圧倒的に割を食う制度ですので、私としては選択的夫婦別姓を推進する立場です。