都民ファーストの会 都議会議員のあかねがくぼかよ子です。本日の朝は久我山駅で通勤のみなさんに都政レポートを配布しました。
その後、杉並区の基幹病院でCOVID-19陽性患者を受け入れていただいている先生と意見交換をさせていただきました。
目次(クリックで各項目へジャンプします)
杉並区でもコロナ(COVID-19)患者が急増中
私の地元である杉並区でも、COVID-19の新規陽性者数が、ピークだった4月3週(4/13~19)の64人を超えて、先週(7/20~28)は68人で最多となってしまいました。
お話しを伺った病院でも、COVID-19の入院がだいぶ増えたとのこと。
呼吸器装着は1人、酸素を必要とする中等症以上の患者さんで病床は余裕がなくなりつつあるとのことでしたので、近隣の病院を含めて早急に体制強化が必要ということがわかります。
発熱外来受診も毎日50名を少し超えているため、今後更に入院も増えることが予測され、逼迫状態が目前だと思われます。
医療従事者、医療機関への財政支援を臨時議会で決定
7月27日まで行われていた、都議会の臨時議会で、主な医療関係への支援について、以下が決まりました。
- 陽性患者と接した医療従事者一人あたり20万円の慰労金を支給
- 陽性患者を受け入れた医療機関の財政支援として総額20
0億円を確保(対象病院数 約130)
これでも、なかなか十分な金額とはいかないかと思いますが、出口の見えない感染症と最前線で対峙していただいている医療関係者のご負担が少しでも軽減されればという思いです。
新たな生活様式とは
東京都として、新しい日常、感染防止のためのガイドライン、感染防止徹底宣言ステッカーなど、都民、都内事業者の皆さまにお願いしているところです。
杉並区の基幹病院の先生も、
感染がここまで来ると、今後の生活では、取組を効果的に絞っていかねば社会がもたないだろう
と仰っていました。
ウィズ・コロナ時代における施策として、
- 統計は感染者増加を一喜一憂せず、重症者、死亡者数に的を集中すること
- 無症状の陽性者は一定期間隔離を徹底すること、罰則を設けられるように。
- 都民が自主的に新たな生活を創ることを支援。陽性者に対する偏見や差別をしない意識の啓発。
- 旅行や観光について(GO TO キャンペーンなど)は当分の間は都内のみで。
など、地域医療の現場を預かる責任者として、また医療の専門家としてご意見をいただきました。
今後の東京都への提案や要望にとりこんでいきたいと思います。