杉並区選出の都議会議員 あかねがくぼ かよ子です。

8月27日(土)に、政策協定を結ばせていただいている、介護職の労働組合である、NCCU(介護クラフトユニオン)様へ伺いました。同じ会派(都民ファーストの会 東京都議団)の後藤なみ都議(足立区)、清水やすこ都議(西多摩)も一緒に都内の介護職に従事されている方々とのタウンミーティング(意見交換会)に参加させていただきました。

UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)への定期訪問

タウンミーティングは定期的に開催されており、私もできる限り参加しています。都政の介護施策のご紹介を行い、また現場の介護職のかたの困りごと、ご意見などを都議団としてヒアリングする機会になっています。

オンラインでの意見交換会 @介護クラフトユニオン

今回は、コロナ関連での様々な施策が東京都から介護事業者向けに提供されていますので、そのご紹介。

及び

従来からある介護人材不足の課題について、実際に従事している皆様の肌感覚から原因をお聞かせいただき、大変有意義でした。

例えば、人材不足の背景には、処遇の問題(一般的業種よりも収入が低い)があるだろうと想像できるのですが、現場の感覚としては、それ以上に職場の人間関係で定着に課題がある、というご見解をいただきました。

例えば、お局様的な存在の人がいるため、仕事は好きなのだけど、息苦しくなってやめてしまうとか。

介護に限らず、同様のことはありがちですが、特に介護職を選択される方は性格が繊細でおとなしい方が多いということで、そのような支配的な人がいるだけで、大きく影響を受けてしまうのではと、議論されておりました。

行政側だけでは気づけない、目から鱗の発見でありました。すぐに何か政策に反映できるとは限りませんが、このように一つ一つのインプットが積み重なって、現場感のある政策が実現していくと思いますので、地道に取組んでいきたいと思います。