東京都の9兆円、どう使うべきか考えてみた

東京都の予算って9兆円もあるんです。スイスやスウェーデンの国家予算並み。この巨額なお金をどう使うかで、都民の皆さんの生活が大きく変わります。

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私が8年間で感じた違和感

議員になった当初、東京都の予算配分に正直違和感がありました。全貌が分かりにくいし、「これって本当に必要?」と思う事業もたくさんあったんです。

だから、若者や成長分野にもっと資源を配分して、一方で既得権益みたいな部分や惰性で続けている事業は思い切って減らすということを心がけてきました。

新しいことを始めるために、古いことをやめる

直近1年間で133億円の事業を見直したんです。単純に予算を増やすだけじゃダメで、効果の上がっていない事業はきちんと整理する。これって民間企業では当たり前のことですよね。

私は会社員時代に業務改革をやっていたので、そのスキルを都政でも活かしています。エビデンスベースで事業を評価して、効果が上がっているものは続ける、ダメなものはやめる。

例えば工業用水道。歴史的には必要だったんですが、今は一部の事業者だけが使っているのに、維持管理に何千億円もかかる。これは廃止の方向で決断しました。

関係者の方には申し訳ないんですが、都全体のことを考えると、そういう決断も必要だと思うんです。

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