杉並区 都議会議員の あかねがくぼかよ子 です。
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杉並区立小中学校のオンライン教育はこれからどうなる?
3月から都内小中学校が一斉休校となり、長引く休校に子供たちの学びの機会がなくなっていること、生活習慣が乱れや運動不足など、に多くの保護者からご相談、心配の声をいただいていました。
私自身も小学生の子供がいますので、同じ問題意識のもと、杉並区の教育行政を司る済美教育センターの所長様と、何度も連絡を取り合い、より良い公教育をどのようにすれば安全に提供できるか、話し合いを続けておりました。その後、通常登校に戻りましたが、第二波に向けた準備、またそもそもの杉並区のこれからの公教育、質をあげるためのツールとしてのオンラインの可能性について、先週ヒアリングと意見交換をしてまいりました。
コロナの感染者も増えている中、再び第二波のよる休校になったらどうなるだろうか、とご心配もあることと思います。
また諸外国に比べIT化の遅れが教育分野でも指摘されていますので、今後どうなって行くのか気になっている保護者もおられるでしょう。
概要は以下のとおりです。
オンライン環境整備
家庭への調査で端末の不足が区の備品では足りない状況だったが、都から2400台を貸付することで対応。現在、端末の設定作業中。終わり次第、不足する家庭に貸し出す。
GIGAスクール構想に基づき一人一台端末を準備していく方針については、来年度には全児童生徒へ貸与ができるよう準備を進めるとのこと。
情報セキュリティー
個人情報保護審議会において、マイクロソフトTEAMSを使ったオンライン会議を実施できることになった。次のステップで学習も進める予定。
ITサポート要員
杉並区の場合、すでにIT要員がサポートしているが、必要に応じて都の支援を受け、増員していく。
再び一斉休校になる心配は?
尚、杉並区長と区内の校長との会合があったようですが、その際に区長からは、よほどのことがない限り一斉休校というのは避けるべきと言及があったようです。
前回は国の要請と都立高校の休校措置から、小中学校も右に倣えで一斉休校となりましたが、オンライン化を進めたとしても、低学年では難しい面もあり、子供の教育機会を損なうことがないようしたいとのことです。
基本的には権限は国や都にはないので、今後の休校や分散登校させるかどうかは、杉並区の判断で決まっていきます。ウィズコロナの期間は、保護者のみなさんも何かと大変だと思いますが、一緒に乗り越えていきましょう!
以上となりますが、ご不明点、もっと確認したい、などございましたら、下記までお知らせください!
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東京都議会議員 あかねがくぼ かよ子
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